ベンチャーで働く理由
ベンチャーで働く理由の1つは自分の力を試してみたい、急成長を体験してみたい。IPOを目指したいなど人により様々だろう。私はそれはそれとして、もう一つ、メリットがあると思っている。
それは顔の見える会社であること。働く意味は一緒に働くメンバーによって決まる。周囲のメンバーによって仕事は面白くも、辛くもなる。人は誰しも同じ仕事をするなら気持ち良いメンバーと仕事をしたいはず。
ベンチャーなら私はもちろん、上司になる人や一緒に働く人と会ってから入社を決めることもできる。そうすれば、入った時に上司が最悪で辞めることは、きっと限りなく少なくなるはずだ。
私は前職でそれこそハードと言われる環境で働き、報酬に値するメンバーと働いてきたが、その会社に入社する際に2つのことを気にしないことに決めた。諦めたと言っても良い。それは、「人の温かさに期待すること」と「興味ある商材を取り扱うこと」だ。そして起業する時、その2つを取り戻そうと決めた。
「人の温かさに期待すること」とは、優しいことを会社に期待することだ。長い人生の中で働く時間は重要だ、何かあった時に心配する風土があるとか、休みが取りやすい空気があるかなど、仕事をする上での「居心地」を求めることをやめた。優秀であることを目標にしていたし、成長が遅い人は自分を含め、淘汰されても仕方ないと思っていた。
「興味ある商材に当たること」とは、自分が心から売りたいと思うものを探すことであり、その商材に100%関われること、望んだ職種で仕事をすることだ。この理由は簡単だ。好きな商材じゃないと売れないなんて、営業としてはいまいちだと思ったからだ。商品を選べるほど偉くないし、その権利も当時の自分にはないと思っていた。
今、その2つに恵まれている自信がある
株式会社IKUSAは紛れもなく人の力で成長してきた会社だ。本気の人材が加入し、新しい事業が次々と立ち上がる。そしてそれは私を含めた他のメンバーに刺激を与え、組織文化になり、顧客満足を深め、今では100種類の自社サービスで年間1600件のビジネスイベントを行えるようになった。人によって会社は変容していく。個人のライフスタイルの変化に柔軟に受け止め、苦難があっても共に堪え忍べるメンバーが集まってくれた。離れたメンバーももちろんいるけれど、喧嘩別れした人間は一人もいない。ただただ、熱意ある人、活躍している人が損をしない会社にしたいだけ。
そして現在、「あそび」を売る会社としての事業が確立しつつある。
ビジネスで「あそび」にお金を払う理由は一般には思い浮かばないだろう。私たちはそこを変える。「あそび」をチームビルディングや内定者研修、全社総会に提案し、地域活性化、プロモーションという言葉に変えて企業や自治体、商業施設でイベントを行っている。集客や企業の事業に貢献することで多くのクライアントから必要とされるようになった。
自らが楽しいと本気で思える仕事を提案し、弊社では一人の営業がMCやゲームマスター、商品開発からマーケティングすらやることもあり、それを楽しめる人は確かに存在している。
また、クライアントの顔がはっきりと見える仕事は最高にモチベーションが上がる。なんなら自分の子どもも自信を持って連れてこれる。親や友達をイベントに連れてくる社員も多い、私たちが成長することで、ビジネスソリューションとしても「あそび」の価値を高め、広げていく。
ASOBI INNOVATION
そのためには「あそび」の価値をプロとして共に高めるメンバーが必要だ。「あそび」が好きなだけでなく、楽しむだけでなく、人に届けるための泥臭い努力とスキルを高め続けるプロフェッショナルのあそび人が必要だ。売上をあげることと、あそびの価値を高めることは両立できる。より大きな自由と責任を背負う人間が必要だ。まだまだ私たちは小さく、市場に認知されているとは言えない。だけどそれを楽しみながらよじ登る変わったベンチャーがあってもいいんじゃないかと思っている。「あそび」で社会を変えるため、本気であそび、本気で仕事をする、そんな会社で共にASOBI INNOVATIONを起こそう。
代表取締役 赤坂大樹