近畿大学生約100名がゾンビをテーマにコンセンサス(合意形成)ゲームを体験

プレスリリース

ゾンビから逃げ切るために必要な物資の優先順位付けを参加学生同士で話し合い、合意を取る体験型ゲーム

近畿大学総合社会学部(大阪府東大阪市)ゾンビ研究所准教授 岡本健と、あそび要素を取り入れた研修・イベントを手掛ける株式会社IKUSA(本社:東京都豊島区、代表取締役:赤坂大樹)は、9月25日(月)に本学生約100名が参加する講義にて、共同開発中のコンセンサスゲーム型研修「ゾンビパンデミック」の体験会を実施します。
当日は、開発に携わった岡本およびゾンビ研究所の学生も参加、人により知識や経験の差が出ることがない「ゾンビに襲われる」という非現実的なシチュエーションをもとに、全員が納得する結論を導きだす本ゲームを通じて、コンセンサスを得る手法やプロセスを学びます。ゲームの進行にはプロのイベントMCを起用し、進行と世界観を創り上げます。
本研修は、ビジネスシーンで求められることの多いコンセンサスを社員が楽しく学ぶ研修プログラムとして開発、座学よりも学びの定着率が高い“体験型学習”の位置づけでゲーム形式を採用し、社員が能動的に学ぶ機会を提供します。

※画像はイメージです。

コンセンサス(合意形成)ゲーム型研修「ゾンビパンデミック」体験会

日時:2023年9月25日(月) 16:45~18:15
場所:近畿大学東大阪キャンパス G館G202階(大阪府東大阪市小若江3-4-1)
参加予定者:
主催側…総合社会学部 准教授 岡本 健、「ゾンビ研究所」学生メンバー、IKUSA
参加側…講義受講学生約100名
当日の流れ:
コンセンサスゲーム研修「ゾンビパンデミック」開始
――オープニング(ゾンビ発生からゲームの説明)
――話し合いと順位の決定(5・6人チームで1~10位まで物資の優先順位を決定、個人・グループワーク)
――岡本准教授による正解発表と解説

登壇者

総合社会学部 社会・マスメディア系専攻
准教授 岡本 健(オカモト タケシ)

【コメント】

「ゾンビパンデミック」は、ゾンビ映画を観たり、ゾンビゲームをプレイした人の多くが一度は考えるであろう「もしゾンビに襲われそうになったらどうする」というシチュエーションで話し合いを行うゲームです

現実の出来事ですと、それについての知識や経験、年齢などによって出せる意見の量に差が出やすくなりますが、ゾンビであれば虚構の出来事であるがゆえに経験値の差が出にくく、気軽に意見が出し合えます。一方で、想定されているのは命を落とすかもしれない状況であるため、真剣に話し合うことができます。よってゾンビに襲われるシチュエーションはコンセンサスゲームの題材にとても向いていると思います。

開発には、書籍『ゾンビ英単語』(受験研究社)を制作した学生チーム「ゾンビ研究所」のメンバーも携わっています。立場や年齢関係なくディスカッションできたと開発学生メンバーからも好評でした。

今回は、100名規模での体験会ということで、こうしたゲーム開発の場面に学生たちが参加すること学びにもなるため、有意義な時間になると思います。近畿大学としても、社会実験の場として大学を活用いただけることを嬉しく思います。

コンセンサスゲーム型研修「ゾンビパンデミック」とは

コンセンサス(合意形成)をゲーム形式で学ぶ体験型研修
コンセンサスとは「複数人の合意や意見の一致」のことを指します。多数決とは異なり、コンセンサスを使うと妥当で満足感のある決断ができるという性質があります。
ゲーム感覚で体験することで、学びの定着を浸透させることを目的とした体験型ゲーム研修、それが「ゾンビパンデミック」です。
ゲームは“ゾンビ出現”という「問題発生」から始まり、グループ全員が納得できる結論を出すプロセスを体験します。

 

「ゾンビパンデミック」ストーリー
友人とショッピングに向かう途中、電車を待つホームで突然女性の悲鳴が。
「キャーーー!!!」
悲鳴の方を見るとゾンビらしき人間に女性が襲われていた。
襲われた人たちは次々とゾンビに…
パニックの中、駅構内から脱出し、たどり着いた先はショッピングセンター。
このショッピングセンターで、生き延びるために必要なアイテムをあつめる必要がありそうだ。
アイテムは「ガムテープ」、「ビニール傘」、「救急キット」、「本や雑誌」など、計10個。
現状をもとに、優先順位を決めてゾンビから生き延びよう。

 

お問い合わせ先
学校法人近畿大学 経営戦略本部広報室 担当:坂本、川原
TEL:06-4307-3007 FAX:06-6727-5288
E-mail:koho@kindai.ac.jp

 

株式会社IKUSA 広報担当:小谷野
TEL:03-5960-0193
E-mail:pr@ikusa.co.jp

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