コンテンツマーケティングに長く貢献してくれる9つの記事タイプ

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長野 佳浩(元親) 長野 佳浩(元親)
2019.01.16

流行の話題に関連した記事は、コンテンツマーケティングに有利です。しかし、そうした記事は一時的に人気を博したとしても、継続的にトラフィックを獲得してくれるものばかりではありません。そのため、多くのリソースを費やしてコンテンツを作成する企業としては、できる限り長くマーケティングに役立つ記事の作成方法を知りたいところです。

 

そこで今回は、英国に本社を置く老舗のグローバルメディア企業「UBM」が運営するコンテンツマーケティングブログより、流行り廃れがなく末永くマーケティングに貢献してくれる「常緑樹」とも形容すべき9タイプのコンテンツをご紹介します。

1. オンラインツールの使い方まとめ

ターゲット読者が何らかのオンラインツールを使用している場合は、そのツールの使い方を説明した記事が有効です。使い方についての説明を1ページか複数ページに分かりやすくまとめ、読者に「インターネットでいつでも見られる参考書」と認知されるよう努めます。

 

新しいツールやより良いツールを目にするたびに追記を加え、常に「参考書」が最新の情報となるよう更新を続けていきましょう。

2. 用語集

業界用語や略語、英語の頭文字で構成される用語などの意味には検索需要があります。そのため、専門分野の用語と意味をまとめた記事は、企業の専門知識を実証すると同時に、需要が長続きするコンテンツのひとつです。

 

利用者にとって、見やすく調べやすくする工夫としては、五十音やアルファベットをリストタグでまとめ、それぞれからアンカーリンクにジャンプさせるという方法があります。そのリンク先でも、まずは用語のみでリスト化し、調べたい用語をクリックしてはじめてその意味にたどり着くようページをデザインしましょう。また、ページはなるべく分けずにアンカーリンクを張る方がSEO対策において有利です。

3. 問題解決方法のまとめ

 

多くの現代人は、問題が起こったときにまずインターネットで検索します。誰もが経験する問題や、解決に専門知識を必要とする問題など、問題によってはその回答ページに継続的な需要が見込めるでしょう。

 

記事に掲載する解決方法は、他のブログやWEBページを参照してまとめたものでかまいません。ただし、インターネット上の情報をただまとめるのではなく、コンテンツ作成チームの経験を基に記事を作成してください。実際にはどの方法が効果的だったか、どのように問題を解決したかなど、裏付けのある内容が効果的です。

 

また、回答には必ず「what (必要なものや用語の説明など)」「how(方法や事例など)」「why(対策を行う理由や因果関係など)」を含め、訪問者の満足度向上を図ります。

4. インフォグラフィック

すべてのインフォグラフィックがコンテンツマーケティングに長く貢献してくれるわけではありませんが、統計情報をまとめたものであれば、継続的な集客を期待できる場合があります。

 

常緑コンテンツの候補として理想的なインフォグラフィックは、「普遍的で歴史の基盤となるような統計情報」です。一方で、少しでもデータが古くなると価値が薄れるようなものは不向きです。

5. Q&Aインタビュー

専門家の見解やアプローチには、情報としての価値があります。そのため、社内のエキスパートと綿密なQ&Aを作成したり、業界内の誰かにインタビューしたりするのがおすすめです。

 

コンテンツを拡張するために、できれば実際のインタビュー動画を記事に組み込んでみてください。その際は、検索エンジンのロボットが情報を収集して行うインデックス登録を有利にするためにも、動画の内容をそのまま文字におこしたものを記事に含めましょう。これは、動画を視聴しない読者が必要な情報を素早く探すのにも役立ちます。

6. 独自の研究

価値のある研究を行うには、それなりの労力と時間が必要です。しかし、膨大な費用や年月をかけて行うものだけが長期的な集客につながるわけではありません。いずれにせよ、どのような研究を行うか決める際に、「長期間にわたって答えの変わらない質問とその回答」を含めることが重要になります。

 

たとえば、何らかにおいて2018年と2019年のデータを比較する研究を行う場合、その時点での「最新」情報だけでなく、その結果に当てはまる普遍的な結論も紹介するなど、時代に囚われないコンテンツに仕上げる工夫が可能です。

7. ハウツーガイド

物事を行う方法やその手順は、インターネットで手軽に調べることができればとても便利です。これもまた、長期にわたって集客力を維持できるタイプの記事といえます。

 

ただし、情報量の多いHow to記事は見づらくなってしまう場合があるため注意が必要です。画像や引用、他サイトへの誘導など、視覚的に内容を把握しやすくする工夫をしましょう。最初に目次を設けてアンカーリンクを張り、閲覧者が必要な部分に素早くたどり着けるようにするのもひとつの方法です。

 

また、ハウツーガイドだからといって、すべての記事に「How to」や「ガイド」などのキーワードを入れる必要はありません。

8. チェックリスト

新しい独自の内容や画像を使わずとも、集客力のある記事を作成することは可能です。インターネット上のあちこちで発表されているアイデアやリマインダーをまとめてチェックリストにするだけでも、価値の高い記事となる場合があります。読者にとっては、膨大な情報から良いものだけを抜粋する労力を省ける利点があるからです。

 

また、そうした記事は普遍的な内容を多く含んでいるケースもあり、発表年度を明記して今年の最新記事を出す際でも、昨年に発表した同様の記事がほとんどそのまま使えることもあります。

9. ケーススタディー

箇条書きで簡単に構成されたような短いケーススタディーには需要がないように感じられるかもしれませんが、持続的な集客力を発揮する可能性を秘めたコンテンツです。ターゲットである潜在顧客が注目すべき情報を素早く把握し事例をイメージできる程度に簡潔にまとめます。

 

たとえば商品の導入事例を書く場合、知名度の高い顧客のケースを取り上げることで、自社のブランディングに役立てることもできるでしょう。

 

また、そうした簡易なケーススタディー記事においても、より詳細な情報を希望する閲覧者が参照できるPDFファイルへのリンクを張ることができれば、さらに理想的です。PDFの内容やリンクは、常に最新の情報となるよう更新を続けます。

まとめ

 

企業によって「常緑樹」となるコンテンツは異なるため、これらの記事タイプの中から適切なものを選択してください。重要なのは、インターネット利用者が商品やサービスに関連した質問や興味を持ったときに、検索で見つけられるページを作成することです。

 

明日か、数年後か、いつやってくるか分からないそれらの潜在顧客や見込顧客の来訪に備え、流行り廃れがなく検索エンジンにも強いコンテンツを用意しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

参考サイト:

長野 佳浩(元親)
長野 佳浩(元親)

1983年、大阪府出身。和歌山大学経済学部卒業。

新卒で人材業界に飛び込み30歳からWeb業界に転職。現在では、宴会部長、チャンバラ合戦MC、Web・コンテンツディレクターとして、アナログからオンラインまで対応しています。

好きな言葉は、人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
By武田信玄

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